医療事故報告11月に28件 計3,590件
安全調査機構
日本医療安全調査機構が公表した医療事故調査制度の現況報告によると、医療事故報告が11月に28件あった。内訳は病院27件、診療所1件。累計で3,590件に増えた。
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また、11月の院内調査結果報告は29件で、累計3,197件となった。医療事故に関する相談は162件あった。このうち、遺族などの求めに応じて相談内容をセンターが医療機関へ伝達したものが1件、医療事故の判断について医療機関から相談を受けてセンター合議を開催し、医療機関へ助言したものは7件だった。一方、センター調査の依頼は11月には行われなかった。
医療事故調査制度は2015年10月に施行された。医療事故が発生した医療機関で院内調査を行い、その調査報告を医療事故調査・支援センターが収集・分析することで再発防止につなげるための仕組み。日本医療安全調査機構では毎月、制度の現況報告を公表している。
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